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銀座の歯医者・歯科 マキデンタルオフィス銀座

9:30~13:00/14:00~18:30   休診日 水・日・祝日
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【医師監修】インプラントはいつから噛める?回復を早める5つの秘訣

こんにちは。

東京都中央区銀座にある「マキデンタルオフィス銀座」でございます。

「インプラントの手術をしたけれど、いつから普通にご飯を食べられるのだろう?」
「治療中の食事って、何を食べたらいいのか具体的に知りたい」

インプラント治療を受ける際、多くの方がこのような食事に関する不安をお持ちです。
高額な治療費と外科手術を乗り越えるからこそ、治療後の生活、特に「噛む」という日々の喜びがいつ戻ってくるのかは、非常に気になる点でしょう。

この記事では、インプラント手術直後から、最終的にご自身の歯のようにしっかりと噛めるようになるまでの全ステップを、期間ごとに分かりやすく解説します。
食事の具体例や生活上の注意点、回復を早める秘訣まで網羅しているので、治療期間中の不安を解消し、安心して過ごすための一助となれば幸いです。

インプラントでしっかり噛めるようになるまでの全貌

まず、インプラント治療を経て、以前のように食事を楽しめるようになるまでの大まかな流れを把握しましょう。
回復は一直線ではなく、いくつかの段階を経て進んでいきます。

期間の目安身体の状態食事の目安噛む力の目安
手術当日〜翌日傷口がデリケートな安静期スープ、ゼリーなどの流動食ほぼゼロ(患部では噛まない)
術後2日〜1週間傷口の初期治癒期間(抜糸まで)おかゆ、うどん、豆腐など柔らかいもの天然歯の30%未満
術後1週間〜約6ヶ月骨とインプラントの結合期間普通食に近いが、硬いものは避ける徐々に回復
最終的な人工歯の装着後「自分の歯」になるためのリハビリ期間柔らかいものから徐々に慣らす天然歯の80〜90%を目指す

【期間別】インプラント手術後の食事・生活ガイド

それでは、各期間における食事内容や生活上の注意点をより具体的に見ていきましょう。
「今日、何を食べればいいの?」という疑問にすぐお答えできるよう、実践的な情報をまとめました。

手術当日〜翌日(安静期):傷口を癒すことが最優先

麻酔が完全に切れるまでは、感覚が鈍っているため飲食は厳禁です。
誤って頬や舌を噛んでしまったり、熱いもので火傷したりする危険があります。
麻酔が切れた後は、常温の流動食から食事を再開しましょう。

おすすめの食事避けるべきもの
– 人肌程度のスープやポタージュ– 熱すぎるもの、冷たすぎるもの
– ゼリー飲料– 麺類など、すする必要があるもの
– プリン、ヨーグルト– アルコール飲料
– 栄養ドリンク– 硬いもの、刺激物

手術後2日〜1週間(抜糸まで):柔らかい食事で乗り切るコツ

手術から数日が経過し、少しずつ状態が落ち着いてくる時期です。
しかし、まだ傷口は完全に塞がっておらず、抜糸までは油断できません。
引き続き、患部に負担をかけない柔らかい食事を心がけましょう。

OKな食事の例NGな食事の例
– おかゆ、雑炊– 硬いパン、フランスパン
– 柔らかく煮込んだうどん– せんべい、ナッツ類
– 豆腐、茶碗蒸し– 繊維質の多い野菜(ごぼうなど)
– 煮魚、ひき肉を使った料理– 粘着性の高いもの(餅、キャラメル)
– バナナ、細かく刻んだ果物– 香辛料の強い料理(カレー、キムチ)
– スクランブルエッグ– コーヒーなどのカフェイン飲料

手術後1週間〜骨結合完了まで(約2〜6ヶ月):焦りは禁物!インプラントを育てる期間

抜糸を終えると、日常生活における制限はかなり少なくなります。
しかし、実はこの期間がインプラントの将来を左右する最も重要な時期です。
インプラント体と顎の骨が細胞レベルでしっかりと結合する「オッセオインテグレーション」が進行しています。

この大切な結合を妨げないよう、食事には引き続き注意が必要です。
インプラントに過度な力がかからないよう、「インプラントを大切に育てる」という意識を持ちましょう。

  • 硬い肉の塊や、骨付き肉は避ける
  • りんごや梨などは、丸かじりせず小さく切って食べる
  • 弾力のあるイカやタコなども注意が必要

最終的な人工歯の装着後:いよいよ「自分の歯」へ!徐々に食事を戻すステップ

最終的な人工歯(上部構造)が装着されれば、治療はひとつのゴールを迎えます。
見た目も機能も、ご自身の歯にかなり近い状態になるでしょう。

ただし、すぐに以前と全く同じように硬いものが食べられるわけではありません。
新しい歯や噛み合わせに慣れるための「リハビリ期間」が必要です。
焦らず、以下のステップで徐々に食事を戻していきましょう。

  1. Step1 まずは柔らかいもの(パン、ご飯、魚など)から噛む練習を始めます。
  2. Step2: 次に、少し歯ごたえのある野菜や柔らかい肉などを試します。
  3. Step3: 慣れてきたら、少しずつ硬いものにも挑戦してみましょう。

最終的には、天然歯の80〜90%程度の力で噛めるようになると言われています。
再び食事を楽しめる喜びを、ぜひ実感してください。

なぜすぐ噛めないの?インプラントが「自分の歯」になるための2つの理由

「どうしてこんなに時間がかかるの?」と感じる方もいるかもしれません。
インプラントが長期的に安定して機能するためには、身体の中で起こる2つの重要なプロセスを理解することが大切です。

理由1:骨との結合「オッセオインテグレーション」に時間が必要だから

インプラント治療の成功の鍵は、チタン製のインプラント体が顎の骨と直接、強固に結合することにあります。
この現象を「オッセオインテグレーション」と呼びます。
この大切な期間に無理な力を加えてしまうと、結合がうまくいかず、インプラントが不安定になる原因となります。

理由2:天然歯と違う構造「歯根膜」がないから

私たちの天然の歯と顎の骨の間には、「歯根膜(しこんまく)」という薄いクッションのような組織があります。
この歯根膜が、噛んだ時の強い衝撃を和らげてくれるのです。
一方、インプラントにはこの歯根膜が存在しません。
そのため、噛む力は直接骨に伝わります。

比較項目天然歯インプラント
歯根膜(クッション)ありなし
衝撃の伝わり方歯根膜が衝撃を吸収・緩和する噛む力が骨に直接伝わる
感覚繊細な噛みごたえを感じ取れる感覚は鈍い

この構造の違いから、インプラントは過度な衝撃に弱い側面があります。
だからこそ、骨と完全に結合し、周囲の組織が成熟するまで、慎重に扱う必要があるのです。

【最新治療】手術当日から噛める「即時荷重インプラント」という選択肢

「治療期間中、歯がない状態で過ごすのはどうしても避けたい」
そう考える方のために、近年では「即時荷重(そくじかじゅう)インプラント」という先進的な治療法も選択肢のひとつとなっています。

メリット:治療期間を大幅短縮、歯がない期間ゼロでQOLを維持

即時荷重インプラントは、その名の通り、インプラントを埋め込む手術の当日に仮歯を装着する方法です。
これにより、審美的な問題や食事、会話の不便さを最小限に抑えられ、生活の質(QOL)を高く維持したまま治療を進められます。

注意点:誰でも可能ではない厳しい適応条件とリスク

この画期的な治療法は、非常に魅力的に聞こえますが、残念ながら誰でも受けられるわけではありません。
成功させるには、いくつかの厳しい条件をクリアする必要があります。

  • 顎の骨の量や密度が十分にあること
  • 全身的な疾患(重度の糖尿病など)がないこと
  • 喫煙の習慣がないこと
  • 噛み合わせが強すぎたり、歯ぎしりの癖がなかったりすること

これらの条件を満たさない場合、インプラントが結合しないなどのリスクが高まります。
即時荷重インプラントは、術者の高度な技術と経験、そして精密な診断が不可欠な治療法なのです。

治療法従来法(遅延荷重)即時荷重インプラント
噛める時期手術後2〜6ヶ月以降手術当日(仮歯で柔らかいもの)
治療期間長い短縮できる
適応条件比較的広い厳しい
リスク比較的低いやや高まる

【まとめ】インプラントで再び噛める喜びを。成功の鍵は正しい知識と歯科医院選び

インプラント治療は、失った歯の機能と見た目を取り戻し、再び「噛める喜び」を実感できる素晴らしい治療法です。
しかし、その成功は、手術直後から始まる段階的な回復プロセスを正しく理解し、焦らず慎重に過ごすことにかかっています。

この記事で解説した食事のスケジュールや注意点を守ることが、インプラントの長期的な安定に繋がります。
そして何より大切なのは、ご自身の状態を正確に診断し、一人ひとりに合った最適な治療計画を立て、あらゆる不安に寄り添ってくれる信頼できる歯科医院を選ぶことです。

東京都中央区銀座にあるマキデンタルオフィス銀座では、最新の設備と豊富な経験を持つ専門医が、患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。
無痛治療をはじめ、安心して治療に臨める環境を整えておりますので、インプラントに関するご不安やお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

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監修者

院長   今村 真樹(いまむら まき)

私は大学病院で歯科口腔外科、口腔内科治療を主に学び、歯だけでなく全身を診ることの出来る歯科医を目指し研鑽してまいりました。

当時、第一印象を決めるのは口元が大事だと思ったことから、審美的な分野にも関心を持ち、口腔外科の医局員時代から審美歯科も並行して学びました。
更には、歯医者が痛くて怖いと苦手に感じている方々に対しても外科治療や審美治療を安心して受けていただきたいとの思いから、当オフィスの静脈内鎮静法「無痛リラクゼーション治療」の勉強を行ってまいりました。

皆様には心から安心して快適に歯科治療をお受けしていただけるよう益々技術を自己研鑽して参ります。