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銀座の歯医者・歯科 マキデンタルオフィス銀座

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ブログ
インプラントは痛い?手術が怖い方へ|痛みの原因と”無痛”を実現する最新治療法を徹底解説

皆様こんにちは。

マキデンタルオフィス銀座でございます。

「インプラント治療を勧められたけど、手術と聞くだけで怖い…」

「昔の歯の治療がすごく痛くて、トラウマになっている」

失った歯を取り戻すための優れた治療法だと分かっていても、痛みへの恐怖から、一歩を踏み出せない方は少なくありません。

しかし、現代の歯科医療は大きく進歩しています。

この記事では、インプラント治療でなぜ痛みを感じるのか、その正体を科学的に解説するとともに、痛みや不安を限りなくゼロに近づける「無痛治療」の具体的な方法をご紹介します。

この記事を読み終える頃には、あなたの漠然とした不安は解消され、前向きな気持ちで治療を検討できるようになるはずです。

インプラント治療の「痛み」の正体

インプラント治療への不安を解消するためには、まず「痛み」の正体を正しく知ることが大切です。

どのような痛みが、いつ、どのくらいの期間続く可能性があるのかを事前に理解しておけば、漠然とした恐怖は和らぎ、冷静に対処できるようになります。

ここでは、科学的な根拠に基づいて、インプラント治療に伴う痛みの全体像を客観的に見ていきましょう。

痛みのタイミングは3段階【手術中・術後・長期的な痛み】

インプラント治療で痛みを感じる可能性があるタイミングは、大きく分けて3つの段階に分類されます。

それぞれの原因と特徴を理解しておくことが、不安解消の第一歩です。

痛みのタイミング主な原因痛みの特徴
手術中歯茎の切開、あごの骨を削る処置最新の麻酔技術により、痛みを感じることはほぼありません。
術後 (当日〜1週間程度)手術による炎症、腫れ抜歯と同程度か、それ以下の痛みです。鎮痛剤でコントロールできます。
長期的 (数ヶ月後〜)インプラント周囲炎、噛み合わせの問題定期メンテナンスで予防可能です。異常があれば早めに歯科医院へ相談しましょう。

手術中の痛みは麻酔で完全にコントロールされるため、心配する必要はありません。

術後は処方される鎮痛剤を服用すれば、日常生活に支障が出るほどの強い痛みはまれです。

大切なのは、長期的なトラブルを防ぐための適切なケアとなります。

術後に頭痛は起きる?考えられる原因と対処法

まれに、インプラント手術後に頭痛が起きるという話を聞いて、不安に思う方もいるかもしれません。

術後の頭痛には、いくつかの原因が考えられます。

しかし、これらは一時的なものであることがほとんどです。

主な原因具体的な内容対処法
噛み合わせの変化新しい歯が入ったことで、一時的に噛み合わせのバランスが変化した。時間の経過とともに慣れていきます。続く場合は歯科医院で調整が必要です。
精神的なストレス手術への緊張や不安が、身体的な不調として現れた。ゆっくりと休息をとり、リラックスして過ごしましょう。
関連痛手術部位の痛みが、神経を介して頭痛として感じられる。処方された鎮痛剤を服用することで、痛みを和らげられます。
上顎洞への影響 (上あごの場合)上あごのインプラント手術で、鼻の奥にある空洞(上顎洞)に炎症が起きた。抗生物質や鎮痛剤の服用が必要です。早急に歯科医院へ連絡しましょう。

もし頭痛が起きても、まずは処方された鎮痛剤を服用して様子を見てください。

それでも痛みが治まらない場合や、日に日に強くなるような場合は、我慢せずに手術を受けた歯科医院へ相談することが重要です。

なぜ「痛くない」と言えるのか?インプラントの無痛治療を支える技術

「インプラントは痛くない」という言葉を聞いても、にわかには信じがたいかもしれません。

しかし、その言葉には、現代の歯科医療技術に裏付けられた確かな理由があります。

ここでは、痛みや不安を限りなくゼロにするための、具体的な技術について解説します。

手術中の痛みは「麻酔」で完全にコントロールできる

インプラント手術中の痛みは、麻酔によって完全にコントロールすることが可能です。

手術で使われる「局所麻酔」は、痛みを感じる神経の働きを一時的にブロックするお薬です。

神経の伝達が遮断されるため、歯茎を切開したり、骨を削ったりしても、脳に「痛い」という信号が届くことはありません。

ですから、手術中に痛みを感じる心配は全くないのです。

術後の痛みや腫れを抑える「低侵襲(ていしんしゅう)手術」

手術後の痛みや腫れを最小限に抑えるための技術も進歩しています。

それが「低侵襲(ていしんしゅう)」、つまり身体への負担が少ない手術方法です。

代表的なものに、歯茎の切開をほとんど行わない「フラップレス手術」があります。

比較項目従来の手術低侵襲手術 (フラップレス)
歯茎の切開歯茎を大きく切開してめくり、あごの骨を露出させる歯茎に小さな穴を開けるだけで、ほとんど切開しない
出血・腫れ比較的多く、術後に腫れやすいほとんどなく、術後の腫れも少ない
手術時間比較的長い短時間で完了する
術後の痛み痛みが出やすい痛みがほとんどない場合も多い

この方法では、手術によるダメージそのものが少ないため、術後の回復が非常に早くなります。

あごの骨の状態など、適用には条件がありますが、患者様の負担を大幅に軽減できる画期的な方法です。

【あなたに合うのは?】無痛インプラント治療の具体的な選択肢

「無痛治療」と一言で言っても、その方法は一つではありません。

患者様一人ひとりの不安の度合いや、お口の状態、そして予算に応じて、最適な選択肢が存在します。

ここでは、代表的な3つの選択肢について、それぞれの特徴と費用の目安を詳しく見ていきましょう。

ご自身に最も合った方法を見つけるための参考にしてください。

選択肢① ほぼ眠ったまま終わる「静脈内鎮静法」

「手術の音や雰囲気がとにかく怖い」「気づいたら全て終わっていてほしい」

そんな歯科治療への強い恐怖心をお持ちの方に最適なのが「静脈内鎮静法」です。

これは、点滴から鎮静剤を投与することで、うたた寝をしているような非常にリラックスした状態を作り出す方法です。

意識が完全になくなる全身麻酔とは異なり、呼びかけには応じられますが、不安や恐怖心はほとんど感じません。

静脈内鎮静法のメリット・デメリット

メリットデメリット
痛みだけでなく、不安や恐怖心も感じなくなる保険適用外で、追加の費用がかかる
治療中の記憶がほとんど残らない治療後は意識がはっきりするまで休む必要がある
手術中の音や振動が気にならない治療当日は車の運転などができない
高血圧など全身疾患のある方でも安全に治療を受けやすい治療前に食事の制限がある

健忘効果があるため、多くの方が「あっという間に終わった」と感じます。

歯科恐怖症の方にとって、まさに救世主とも言える選択肢です。

選択肢② 歯茎を切らずに負担を減らす「フラップレス手術」

手術後の痛みや腫れ、そして回復期間をできるだけ短くしたい方には、「フラップレス手術」がおすすめです。

前述の通り、この方法は歯茎を大きく切開せず、小さな穴からインプラントを埋め込む低侵襲な手術です。

手術による体へのダメージが最小限に抑えられるため、術後の痛みや腫れがほとんど出ないケースも少なくありません。

ただし、この手術を行うには、あごの骨の量や厚みが十分にあるなど、いくつかの条件を満たす必要があります。

事前のCT検査などで、ご自身がフラップレス手術の適用となるか、歯科医師に確認してみましょう。

選択肢③ 基本の「局所麻酔」でも痛みは最小限にできる

「静脈内鎮静法は大げさかも…でも、やっぱり麻酔の注射が痛いのは嫌だ」

そうお考えの方もご安心ください。

基本的な治療で使われる局所麻酔でも、痛みを最小限に抑えるための様々な工夫が凝らされています。

多くの歯科医院では、以下のような取り組みで「チクッ」とする注射の痛みを軽減しています。

  • 表面麻酔: 注射を打つ場所に、事前に麻酔薬のジェルやスプレーを塗布し、針が刺さる感覚をなくします。
  • 極細の注射針: 現在使われている注射針は非常に細く、痛みを感じにくくなっています。
  • 麻酔液の温度管理: 麻酔液を体温に近い温度に温めることで、注入時の刺激を和らげます。
  • 電動麻酔器の使用: コンピューター制御で一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入し、圧迫による痛みを防ぎます。

これらの配慮により、局所麻酔だけでも、ほとんど痛みを感じることなく手術を受けることが可能です。

痛みと失敗を防ぐ、信頼できる歯科医院の選び方

インプラント治療を痛みなく、そして安全に成功させるためには、どの治療法を選ぶかと同じくらい、「どの歯科医院を選ぶか」が重要になります。

しかし、数ある歯科医院の中から、本当に信頼できる一院を見つけ出すのは簡単なことではありません。

ここでは、後悔しない医院選びのために、必ずチェックしてほしい3つのポイントをご紹介します。

ポイント①:無痛治療の実績と選択肢が豊富か

まず確認したいのは、その医院がどれだけ「痛みへの配慮」に力を入れているかです。

公式サイトなどをチェックし、以下のような点を確認しましょう。

  • 静脈内鎮静法やフラップレス手術など、無痛治療の選択肢を複数提供しているか
  • 麻酔を専門とする歯科医師(歯科麻酔専門医)と連携しているか
  • 無痛治療に関する具体的な症例や実績が豊富に掲載されているか

痛みに対する様々な選択肢を用意している医院は、それだけ患者様の不安に寄り添う姿勢があると言えます。

ポイント②:CTなど精密検査設備と衛生管理が徹底されているか

インプラント手術の安全性は、事前の精密な検査と、徹底した衛生管理に支えられています。

失敗のリスクを避けるために、以下の設備や体制が整っているかを確認しましょう。

  • 歯科用CT: あごの骨の厚みや硬さ、神経や血管の位置を3次元で正確に把握するために不可欠な設備です。CTなしでのインプラント手術は非常に危険です。
  • 滅菌・衛生管理: 手術器具が完全に滅菌されているか、手術室が清潔に保たれているかなど、感染対策が徹底されているかは非常に重要です。

これらの設備投資や体制構築をしっかりと行っている医院は、治療の安全性に対する意識が高いと判断できます。

【マキデンタルオフィス銀座】無痛治療歯科医院の取り組み

ここで、これまで解説してきた「信頼できる医院」の具体的な一例として、東京・銀座にあるマキデンタルオフィス銀座の取り組みをご紹介します。

同院は、まさに痛みや不安を抱える患者様に寄り添う治療を実践しています。

マキデンタルオフィス銀座の「無痛」への取り組み
豊富な無痛治療オプション
徹底した痛みのコントロール
患者様に寄り添うカウンセリング
客観的なデータ

このように、技術的な選択肢の提供だけでなく、患者様の精神的なケアにも力を入れているのが大きな特徴です。

【まとめ】正しい知識で不安を解消し、快適なインプラント治療へ

この記事では、インプラント治療の痛みの正体から、それを限りなくゼロにするための具体的な無痛治療、そして信頼できる医院の選び方までを解説しました。

  • インプラントの痛みは「手術中」「術後」「長期的」の3段階で考えます。
  • 手術中の痛みは麻酔で完全にコントロールできるため、心配は不要です。
  • 術後の痛みは抜歯と同程度で、鎮痛剤で十分に管理できます。
  • 「静脈内鎮静法」や「低侵襲手術」など、痛みや不安を軽減する選択肢は豊富にあります。
  • 痛みと失敗を防ぐには、無痛治療の実績が豊富で、設備が整った信頼できる医院を選ぶことが最も重要です。

「痛そう」「怖い」という漠然としたイメージは、正しい知識を得ることで、具体的な対策が可能な課題へと変わります。

インプラントは、失った歯の機能と見た目を取り戻し、食事や会話を心から楽しめる生活を取り戻すための、非常に優れた治療法です。

まずは勇気を出して、信頼できる歯科医院のカウンセリングに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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監修者

院長   今村 真樹(いまむら まき)

私は大学病院で歯科口腔外科、口腔内科治療を主に学び、歯だけでなく全身を診ることの出来る歯科医を目指し研鑽してまいりました。

当時、第一印象を決めるのは口元が大事だと思ったことから、審美的な分野にも関心を持ち、口腔外科の医局員時代から審美歯科も並行して学びました。
更には、歯医者が痛くて怖いと苦手に感じている方々に対しても外科治療や審美治療を安心して受けていただきたいとの思いから、当オフィスの静脈内鎮静法「無痛リラクゼーション治療」の勉強を行ってまいりました。

皆様には心から安心して快適に歯科治療をお受けしていただけるよう益々技術を自己研鑽して参ります。