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【歯科恐怖症でも大丈夫!】親知らずの無痛抜歯を徹底解説

皆様こんにちは!

東京都中央区銀座にある「マキデンタルオフィス銀座」です。

「親知らずの抜歯は、人生で一番痛かった」
「顔がパンパンに腫れて、1週間何も食べられなかった」

など、親知らずの抜歯に対して、強い恐怖や不安を感じている方は少なくないでしょう。

しかし、現代の歯科医療は大きく進歩しています。
最新の技術と適切な麻酔方法を選べば、親知らずの抜歯に伴う痛みや恐怖を最小限に抑えることが可能です。

この記事では、歯科治療が怖いと感じる方でも安心して治療に臨める「無痛親知らず抜歯」について徹底的に解説します。


なぜ親知らずの抜歯は「痛い・怖い」と言われるのか?

多くの人が抱く「親知らずの抜歯=痛い」というイメージには、明確な理由があります。
特に、骨の中に埋まっていたり、横向きに生えていたりする複雑な親知らずの場合、処置が大きくなることがあります。

痛みの原因詳細
歯茎の切開親知らずが歯茎に埋まっている場合、メスで歯茎を切って開く必要があります。
骨の切削親知らずが顎の骨に埋まっている場合、歯を取り出すために骨を削る必要があります。
歯の分割親知らずをスムーズに取り出すために、歯をいくつかに分割して抜くことがあります。
術後の炎症抜歯した後の傷口が治る過程で、痛みや腫れといった炎症反応が起こります。

これらの処置は、聞いただけでも不安になってしまいます。
しかし、これから紹介する麻酔方法を適切に選択することで、これらの処置に伴う痛みをコントロールすることが可能になるのです。

親知らずの無痛抜歯は可能!痛みをなくす3つの麻酔方法

「本当に痛くない抜歯なんてあるの?」という疑問に、私たちは「はい、可能です」と断言します。
歯科恐怖症の方や、痛みに極度に弱い方でも安心して治療を受けられるように、現代の歯科医療には様々な選択肢が用意されています。
ここでは代表的な3つの麻酔方法を紹介いたします。

① 局所麻酔|一般的な抜歯で使われる基本の麻酔

局所麻酔は、抜歯する歯の周りの感覚を麻痺させる最も基本的な麻酔方法です。
多くの方が「歯医者の麻酔」と聞いてイメージするのが、この局所麻酔です。
注射時の「チクッ」とした痛みを軽減するため、多くの歯科医院では以下のような工夫をしています。

  • 表面麻酔:注射する部分の歯茎に麻酔ジェルを塗り、針を刺す感覚を鈍らせます。
  • 極細の注射針:髪の毛ほどの細さの針を使うことで、刺入時の痛みを最小限に抑えます。
  • 電動麻酔器:一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入し、圧迫による痛みを軽減します。

ただし、局所麻酔は意識がはっきりしているため、治療中の音や振動は感じてしまいます。
そのため、音や雰囲気に対する恐怖心が強い方には、次にご紹介する方法が適しているかもしれません。

② 静脈内鎮静法|眠っている間に抜歯が完了

歯科治療に対する恐怖心が非常に強い方に最もおすすめなのが、静脈内鎮静法です。
腕の静脈から鎮静薬を点滴することで、ウトウトと眠っているような非常にリラックスした状態になります。
この方法には、以下のような大きなメリットがあります。

静脈内鎮静法の主なメリット
治療中の意識や感覚がほとんどなくなる
不安や恐怖を感じることなく治療が終わる
健忘効果により、治療中の嫌な記憶が残りにくい
嘔吐反射(えずき)が強い方でも楽に治療が受けられる

まるで「気づいたら治療が終わっていた」という感覚で、歯科恐怖症の方でもストレスなく親知らずの抜歯を乗り越えることが可能です。

③ 笑気吸入鎮静法|リラックス効果で不安を和らげる

笑気吸入鎮静法は、笑気ガスというリラックス効果のあるガスを鼻から吸い込む方法です。
フワフワと夢見心地のような感覚になり、不安や緊張が和らぎます。
強い恐怖心はないけれど、治療に少し不安があるという方に適しています。

笑気吸入鎮静法の特徴
吸入を止めると速やかに効果がなくなるため安全性が高い
小さなお子様にも使用できることがある
鎮痛効果は弱いため、局所麻酔との併用が必須

静脈内鎮静法ほどの深い鎮静効果はありませんが、恐怖心を和らげる選択肢の一つとして有効です。

自分に合うのはどれ?麻酔方法のメリット・デメリット・費用

ここまで紹介した麻酔方法を、それぞれの特徴とともに比較してみましょう。
ご自身の不安の度合いや予算に合わせて、最適な方法を選ぶ参考にしてください。

麻酔方法メリットデメリット・リスク費用目安(自費)おすすめの方
局所麻酔・費用が保険適用で安い
・処置後すぐに帰宅できる
・意識がはっきりしているため音や振動が怖い・不安や恐怖は軽減されない保険適用・歯科治療にあまり恐怖心がない方
・費用を抑えたい方
静脈内鎮静法・眠っている間に治療が終わる
・不安や恐怖を全く感じない
・嫌な記憶が残らない
・自費診療で費用が高い
・処置後は車の運転ができない
・まれに呼吸抑制のリスクがある
5万円~15万円・歯科恐怖症の方
・嘔吐反射が強い方
・一度に複数本の抜歯をしたい方
笑気吸入鎮静法・リラックス効果がある
・安全性が高い
・保険適用の場合がある
・鎮静効果が比較的マイルド
・痛みを完全には除去できない
保険適用~数千円・軽度の不安がある方
・リラックスして治療を受けたい方

どの麻酔方法が最適かは、親知らずの状態や患者様の全身状態によっても異なります。
必ず事前に歯科医師と十分に相談し、納得のいく方法を選びましょう。 

抜歯後の痛みはいつまで?腫れを抑える5つの注意点

手術中の痛みを乗り越えても、次に心配なのは「抜歯後の痛みや腫れ」ではないでしょうか。
一般的に、痛みのピークは抜歯後2〜3日目と言われ、その後は徐々に落ち着いていきます。
この術後の不快な期間を少しでも楽に乗り切るために、ご自身でできる5つのポイントをご紹介します。

① 処方された痛み止めは我慢せず飲む

最も重要なのは、処方された痛み止めを正しく服用することです。
ポイントは「痛くなってから飲む」のではなく、「痛くなる前に飲む」ことです。
麻酔が切れる前に服用することで、痛みのピークを効果的に抑えることができます。

② 抜歯当日はしっかり冷やす

抜歯後の腫れを最小限に抑えるためには、冷却が効果的です。
濡れたタオルや冷却シートで、抜歯した側の頬を優しく冷やしましょう。
「15分冷やして15分休む」というサイクルを繰り返すのがおすすめです。

抜歯後のケアポイント
痛み止め麻酔が切れる前に、指示通りに服用する
冷却抜歯当日は、頬の外側から断続的に冷やす
安静抜歯後2〜3日は、安静に過ごす

③ 血行が良くなる行動(運動・飲酒・長風呂)は避ける

抜歯後2〜3日は、血行が良くなる行動を避ける必要があります。
激しい運動、飲酒、熱いお風呂に長く浸かる、といった行為は血流を促進させます。
その結果、出血が止まりにくくなったり、痛みや腫れが悪化したりする原因となります。

④ 強くうがいしない・喫煙しない(ドライソケット予防)

抜歯した穴には、血餅(けっぺい)というかさぶたのようなものができます。
この血餅が剥がれてしまうと、骨が露出し激しい痛みを伴う「ドライソケット」という状態になることがあります。
これを防ぐため、強くうがいをしたり、喫煙したりするのは絶対に避けましょう。 

⑤ 刺激の少ない食事を心がける

抜歯当日から数日間は、傷口に負担をかけない食事が大切です。
硬いものや熱いもの、香辛料などの刺激物は避けましょう。
おかゆやうどん、スープ、ゼリー、ヨーグルトなどがおすすめです。

【実績3,200件以上】マキデンタルオフィス銀座の無痛抜歯へのこだわり

数ある歯科医院の中から、安心して無痛抜歯を任せられる医院を選ぶには、確かな技術力と経験、そして患者に寄り添う姿勢が不可欠です。
マキデンタルオフィス銀座では、歯科恐怖症の方でも心から安心して治療を受けていただけるよう、特別なこだわりを持っています。

マキデンタルオフィス銀座の強み具体的な取り組み
圧倒的な経験と実績口腔外科出身の院長による、3,200件以上の親知らず抜歯実績。難症例にも対応可能です。
専門医による安全な麻酔日本歯科麻酔学会認定医が在籍し、静脈内鎮静法を安全に管理します。
最新設備による精密診断歯科用CTや口腔内スキャナーを駆使し、神経や血管の位置を正確に把握。神経損傷リスクを5%以下に抑えます。
徹底した安全管理体制治療中は生体モニターで全身状態を常に監視。緊急時対応マニュアルも完備しています。
全国から患者様が来院無痛抜歯を求めて、北海道から沖縄まで全国各地からご来院いただいています。
便利なアクセス銀座一丁目駅から徒歩30秒。遠方の方でも通いやすい好立地です。

私たちは、ただ痛くないだけでなく、患者様が精神的な負担を感じることなく治療を終えられることを目指しています。
そのために、丁寧なカウンセリングで患者様一人ひとりのお悩みや不安に耳を傾け、最適な治療計画をご提案します。

親知らずの無痛抜歯に関するQ&A

ここでは、患者様からよくいただく質問にお答えします。

Q1. 静脈内鎮静法を使った抜歯の費用は、総額でいくらくらいですか?

静脈内鎮静法は自費診療となります。
費用は抜歯する本数や難易度によって異なりますが、一般的には5万円〜15万円程度が目安です。
当院では、治療前に必ず詳細な見積もりをご提示しますのでご安心ください。
また、医療費控除の対象となる場合がありますので、詳しくはスタッフまでお尋ねください。

Q2. 複数本の親知らずを一度に抜くことはできますか?

はい、可能です
静脈内鎮静法を用いれば、患者様は眠っている間に治療が終わるため、心身への負担が少なく、上下左右4本などの複数本同時抜歯ができます。
通院回数を減らしたいお忙しい方や、遠方からお越しの方に大変喜ばれています。

【まとめ】痛みの恐怖から解放され、快適な毎日を取り戻しませんか?

親知らずの抜歯は、もはや痛みを我慢する治療ではありません。
最新の医療技術と、患者様の不安に寄り添う心を持った歯科医院を選べば、驚くほど快適に長年の悩みを解決できます。

この記事でご紹介したように、麻酔方法には様々な選択肢があり、術後のケアをしっかり行うことで痛みや腫れもコントロールすることが可能です。
もしあなたが親知らずの痛みや、抜歯への恐怖で悩んでいるのなら、一人で抱え込まないでください。

マキデンタルオフィス銀座では、あなたの不安を安心に変えるための準備ができています。
まずはカウンセリングで、あなたのお悩みをお聞かせください。
痛みのない未来への第一歩を、マキデンタルオフィス銀座が全力でサポートします。

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